【施肥】 |
適期に適量を施すことが大切です
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肥料の3要素-窒素・リン酸・カリ
窒素…「葉肥」と呼ばれ葉や枝を育てるのに欠くことのできない成分。
リン酸…「花肥、実肥」花の色を美しくし、果実の色や味をよくする。
カリウム…「根肥」根を作り、暑さ寒さに対する抵抗力を付ける |
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寒肥…1月〜2月遅効性の有機肥料
お礼肥…お花の終わった木に剪定を行い、即効性の窒素成分の多い化成肥料を1株にひと握り与えます。 |
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時期…常緑樹:2月〜3月と11月〜12月 落葉樹:2月〜3月 低木類:2月〜3月
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【水やり】 |
春夏秋冬で水の量は違います
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《春(4〜6月)、秋(10月〜11月)》
一週間に一度たっぷりと与えて下さい。
《夏(7月〜9月)》
樹木全体に夕立がきたくらいの水を夕方毎日与えてください。
(※昼間の暑い時間にあげてはいけません)
《冬(12月〜3月)》
10日に一度土の表面が乾いたらたっぷりと与えて下さい。
木を植えてから2〜3年は注意が必要です。
※乾いたらたっぷりと!! やりすぎは根腐れの原因となります。
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【剪定】 |
年2回サツキやツツジの花が終わったころ1回目、
9月下旬から極寒までに2回目の剪定をする
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剪定カレンダー |
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2月 落葉樹の剪定
3月〜4月 大きくなりすぎた木の仕立直し(強剪定)※花芽は落とすことになります
5月〜7月 多少切り過ぎてもすぐに回復します。
9月下旬〜12月下旬 一年に一度の手入れで済ませるのならよい時期 |
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【病・害虫】 |
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大量発生する前に早期予防、対策しましょう
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薬剤散布は一回で完全に駆除することは難しいので15〜20日おきに3回くらい散布することが
大切です。
薬剤散布は風のない晴天の午前中に行うようにしてください。
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病中害名
発生時期 |
症状 |
対策 |
薬剤名 |
うどんこ病
5〜10月 |
葉の表面が白く粉をふいたようになり、しだいに縮れ、枯れていく |
窒素肥料をひかえ、カリウム肥料を多めに |
オルトラン
ベンレートなど |
褐斑病
3〜12月 |
葉に淡褐色の斑点ができる
秋になると目立ってくる |
花がらや枯れ草はまめに取り、風通しをよくする。専用薬剤を散布 |
ベンレート
ジマンダイセン |
黒斑病・斑点病
6〜7月 |
葉や茎に褐色や暗褐色の斑点ができ、やがて下から枯死する |
専用薬剤を繰り返し散布する |
ダニコール
オルトランなど |
アブラムシ
3〜10月 |
新芽や若葉、つぼみなどに寄生、樹液を吸って株を弱らせる。
モザイク病の原因に |
殺虫剤を一週間おきに2〜3回散布する |
スミチオン
オルトランなど |
ハダニ
5〜10月 |
葉裏に寄生して樹液を吸う。葉が色あせて最後は枯れる。 |
殺ダニ剤を散布する。葉裏に強く水をかける |
スミチオンなど |
カイガラムシ
周年 |
枝や葉裏につき、樹液を吸う |
風通しをよくし、幼虫のときに専用薬剤を繰り返し使う |
マラリン
スミチオンなど |
チャドクガ |
毛虫類で葉に被害を与える |
薬剤散布 |
オルトラン
スミチオンなど |
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